調査地区の概要 | ||||
区名 | 設立時期 | 戸数 | ※0 | 沿革と特色 |
※0 | 定住戸 | 別荘等 | ||
麓原区 | 1935年 | 51 | 25 | 戦後の食糧難と引き揚げ者への対策として入植者が入り、開墾が行われた。飯綱高原の中で最も古い区である。 |
栄峰区 | 不明 | ※1 | 不明 | 戦後の食糧難と引き揚げ者への対策として入植者が入り、開墾が行われた。五輪後には、旧集落とは離れた森林内でのミニ開発が散見される。 |
飯綱区 | 不明 | ※1 | 不明 | 1963年に長野市開発公社により別荘地開拓された(40.2ha)。当初の入居用件は、最低敷地面積500坪、建ペイ・容積率20%、道路境界から10mセットバック等、厳しかったこともあり、現在でも1区画当たり面積の大きい敷地がほとんどである。 |
飯綱西区 | 1981年 | 61 | 148 | 1964-1965年に長野県企画局により別荘地開拓された(59.5ha)。左に示すような法規制を背景に厳しい開発規制が行われており、比較的良好な環境が保たれている。 |
飯綱南区 | 1993年 | 43 | 121 | 区内の道路ネットワークが不十分で、大きく2つの部分に分かれている。一部地域は長野市開発公社による別荘地開拓地区(1988年,27.8ha)を含むが、1990年代後半からはミニ開発が活発であり、テニスコート上に住宅が建つような劣悪開発が見られる。 |
飯綱東区 | 2003年 | 40 | 15 | 最も新しい区である。1990年代には、急傾斜地(公共水道無)団地開発(飯綱ビバリーヒルズ)が行われたが、畦道並道路しかなく、その後開発業者も倒産する等、難題が山積している。 |
ホテルアルカディア下 ※3 | 未 | ※1 | 不明 | 五輪後に急速に地元業者によりミニ開発が進んだ地区である。 |
ループ線沿い ※3 | 未 | ※1 | 不明 | 同上 |
※0:区長へのアンケート調査による。 |
※1:定住戸は表2のアンケート配布数にほぼ一致。尚、別荘等については所有者判明分であり、建物数と必ずしも一致するわけではない。 |
※2:全ての区が2003年9月より飯綱高原都市計画区域に指定され、同時に長野市自然環境保全条例による自然環境保全地域に指定された。 また、1ha以上開発については、長野県条例大規模開発調整地域(1971年)として届け出申請が必要である。それ以外の開発規制で特色のあるものを掲載する。 |
※3:区のない新集落であり、場所の特色から筆者が名付けた地区名である。 |
飯綱高原ってこんな自治区がありますよ!
飯綱高原には麓原区、栄峰区、飯綱区、飯綱西区、飯綱東区、飯綱南区が自治区として
あり、その他としてホテルアルカディア下、ループ線沿いなどに区別する事ができます。
それぞれの地区の概要は下の表の通りです。
また、それぞれの地区の位置はこちらへ 飯綱高原自治区の位置